ここ数年、日本のロックシーンでは10代バンドの活躍が目立っているが、その中軸を担っているのが2008年からスタートし、ねごとやGalileo Galilei、The SALOVERSらを輩出した10代限定フェス『閃光ライオット』である。THE★米騒動は2010年の同フェスでグランプリを獲得した札幌出身の3ピースバンドで、全員が高校を卒業したばかりの18歳ながら、予測不能の展開をする異形のロックを、高い演奏能力を持って鳴らしている。今回のインタビューでは、10代のバンドならではの価値観を探るべく、6月15日にリリースされた彼らのデビュー作『どうでもいい芸術』のタイトルに合わせ、彼らにとってどうでもいいこと、よくないことを答えてもらい、それにまつわる話を聞かせてもらった。自由でストレートな物言いの一方で、冷静に現実を見つめ、時にはこちらがハッとさせられるような鋭い分析も飛び出す彼らの発言から、