2011年11月の石狩データセンター竣工以降、さくらインターネットは次々と新サービス・新技術を導入してきた。同社の田中邦裕社長に2012年に感じたポスト石狩の動向や注目の最新技術、そしてエネルギーとITを統合する新しいデータセンター戦略について聞いてきた。 コロケーションに注目が集まったのは“誤算” 東京から遠く離れた北海道石狩市での建設、外気冷却やHVDCの導入による省エネ化、コスト削減によるサービスの低廉化など、さまざまな新機軸を打ち出した石狩データセンターの竣工から1年が経った。開始以降すぐに物理サーバーと仮想サーバーのいいとこどりを目指した専用サーバをリニューアル。また、4月には現地に行かずに機材設置などを依頼できる「リモートハウジング」の提供を開始した。 こうした2012年の石狩データセンターの動向について、さくらインターネット 代表取締役社長の田中邦裕氏は、「クラウドやホスティ
![さくら田中社長が考えたポスト石狩の「予想外」と「未来」 (1/3)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/47220432db2b1df2ce9c44abbf139bc6b5f2b95d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2013%2F02%2F04%2F350757%2Fl%2F71b8d7a9a908ff34.jpg%3F20200122)