愛媛県にある伊方原子力発電所3号機について、原子力規制委員会は、安全対策が新しい規制基準に適合しているとする審査書を15日午前の会合で決定しました。審査書の決定は鹿児島県の川内原発福井県の高浜原発に次いで全国で3か所目です。
愛媛県にある伊方原子力発電所3号機について、原子力規制委員会は、安全対策が新しい規制基準に適合しているとする審査書を15日午前の会合で決定しました。審査書の決定は鹿児島県の川内原発福井県の高浜原発に次いで全国で3か所目です。
来日中のGE=ゼネラル・エレクトリック社のイメルト会長が都内で講演し、製品や工場などあらゆるモノがインターネットにつながることで製造業の在り方を大きく変えることができるという考えを強調しました。 「IoT」を積極的に進めていることで知られるGEは、発電所のガスタービンや航空機エンジンなどを製造するアメリカの大手複合企業で、来日中のイメルト会長は、都内で行った講演で、航空機のエンジンなどにセンサーを取り付けて膨大なデータを集め、航空会社に効率的な飛行ルートを提案し燃料の削減につなげた事例などを紹介しました。 そのうえで、「大量のデータを分析する時代に入った。顧客企業のコストを抑えることでこそ、ライバルよりも優位に立てる」と述べ、こうした取り組みが製造業には欠かせないという考えを強調しました。「IoT」の分野ではアメリカやドイツが先行していますが、日本も産官学が連携して力を入れており、国際的な
九州電力が来月中旬の再稼働を目指している鹿児島県の川内原子力発電所1号機で、午後1時39分に原子炉に核燃料を入れる作業が始まりました。川内原発1号機は、福島第一原発の事故の2か月後に停止したあと、おととし1月末にすべての燃料が原子炉から取り出され、原子炉に燃料を入れるのは、およそ2年5か月ぶりです。燃料を入れる作業は今月10日まで4日間かけて行われる予定で、再稼働に向けた準備は最終段階に入ります。
九州電力が来月中旬の再稼働を目指している鹿児島県の川内原子力発電所1号機で、まもなく原子炉に核燃料を入れる作業が始まります。作業は4日間の予定で行われ、再稼働に向けた準備は最終段階に入ります。 このうち、検査が先行して行われている1号機で九州電力は、まもなく原子炉に核燃料を入れる作業を始めます。 原子炉建屋の隣の建物の燃料プールに保管されている157体の燃料をクレーンなどを使って1体ずつ原子炉に入れていきます。午前中、クレーンなどの設備が正常に動作するか点検が行われ、今のところ問題はないということです。 川内原発1号機は福島第一原発の事故の2か月後に停止したあと、おととし1月末にすべての燃料が原子炉から取り出され、原子炉に燃料を入れるのはおよそ2年5か月ぶりです。 燃料を入れる作業は今月10日まで4日間かけて行われる予定で、九州電力は作業員を入れ替えながら24時間体制で作業を進めることにし
17日午後、愛知県小牧市で、ヤギが住宅地を走り回り、警察に捕獲されました。ヤギは近くの小学校の校庭でも走っていたということですが、けがをした人はいませんでした。 その後も、学校周辺の住宅地の公園などで目撃したという通報が数件寄せられたため、警察が周辺をパトロールしたところ、通報からおよそ3時間、学校から東におよそ300メートル離れた住宅の敷地にヤギがいるのを見つけて、捕獲しました。 警察によりますと、捕まえたヤギは白と黒のまだらで、体長はおよそ1メートル、2本の角がありました。けがをした人はいないということで、警察が持ち主を調べています。 大城小学校の佐藤孝之教頭は「ヤギはグラウンド内をゆっくりと走り回っていた。大きさも私と同じくらいで、ヤギというより牛のようだった」と話していました。ヤギが捕獲された住宅に住む男性は「ただただ驚きました。ヤギは大きかったが、おとなしかったです」と話していま
「シーズン・イン・ザ・サン」、「あー夏休み」など夏をテーマにした曲で知られる4人組バンド「TUBE」がデビュー30年を迎えました。 メンバーは今、48歳から50歳。 夏の印象が強いことに戸惑った時期もありましたが、それを乗り越え、夏の歌を作り続けてきました。その思いに迫りました。 夏のイメージに戸惑いも 1985年にデビューしたTUBE。メンバーの多くは神奈川県出身で、学生時代に近くの湘南の海によく通っていたことから、夏や海をイメージした曲を周りから進められ、そうした楽曲の提供を受けてきました。曲はビールや清涼飲料などのCMにも起用され、ヒットを連発。TUBEと夏は、切り離せないものになっていきました。 ボーカルの前田亘輝さんはデビュー30年を迎えた思いをこう語ります。 「そんなに時間がたったんだというのがいちばんですね。僕たちは活動する時間が限られているじゃないですか。日本は四季がありま
選挙権が得られる年齢を引き下げて18歳以上にする改正公職選挙法が、参議院本会議で、全会一致で可決・成立しました。選挙権年齢の引き下げは70年ぶりで、来年夏の参議院選挙から適用される見通しです。
将来の電力需要をどのような電源を組み合わせて賄うかを決める、いわゆる「エネルギーミックス」で、2030年度時点に原子力発電の比率を「20%から22%」と原発事故の前より低くし、再生可能エネルギーは「22%から24%」などとした経済産業省の最終案が1日の有識者会議で了承されました。 この中では、いずれも2030年度時点に、原子力発電の比率を原発事故前の28%余りから引き下げ、「20%から22%」とする一方、再生可能エネルギーは2013年度の10%余りから、「22%から24%」と2倍以上に増やして、2030年度には原発の比率を上回るとしています。 またこのうち再生可能エネルギーは、太陽光に偏って導入が進んだことや国民負担の増加を踏まえて、最大限の導入拡大と負担の抑制を両立できるよう固定価格買取制度を見直すとしています。 最終案に対して、一部の委員からは政府方針を踏まえれば原発依存度の低減と再生
医薬品の許可を受けずに「がんや糖尿病に効く」などとうたい、効能のない水を都内の販売店に卸したなどとして、鹿児島県の清涼飲料水製造会社の経営者など4人が薬事法違反の疑いで逮捕され、警視庁は、2年間余りで1億5000万円を売り上げていたとみて調べています。 警視庁の調べによりますと、去年9月までの9か月余りの間に、医薬品の許可を受けずに「がんや糖尿病に効く」などとうたい、水を都内の販売店に卸したなどとして、薬事法違反の疑いがもたれています。 山崎容疑者は「濱田教男」と名乗り、温泉水にマグネシウムなどを混ぜて沸騰させた効能のない水を「濱田教男の濃縮溶液」という商品名で、1本5000円から1万円ほどで、インターネットや全国の120か所余りの店を通じて販売していたということです。警視庁は、4人が、去年8月までの2年間余りで1億5000万円を売り上げていたとみて調べています。 調べに対し山崎容疑者は「
新学期が始まって1か月余りが過ぎましたが、入学する前からSNS=ソーシャルネットワーキングサービスで友達グループができているなど、学生の友人関係が変化していると感じている大学が9割に上り、人間関係の不安を解消するために相談コーナーを設けたり友達づくりのイベントを行ったりしていることが、NHKのアンケート調査で分かりました。 このなかで、最近の新入生の友人関係に変化を感じるか尋ねたところ、「大いに感じる」が11校、「どちらかと言えば感じる」が29校で、合わせて91%に上りました。 具体的にどのような変化か複数回答で聞いたところ、「入学前からSNSで友だちグループができている」が最も多く68%、次いで「新しい環境に対応できない学生が見受けられる」が55%、「人間関係についての相談が増えている」が35%でした。 また、大型連休が終わったこの時期、新入生について心配していることを尋ねると、「心配し
東京大学は、博士号の論文にねつ造した不正なデータを使っていたとして、当時の学生ら3人の博士号を取り消したと発表しました。 その結果、当時の学生ら3人が、ねつ造や改ざんが認定された画像などのデータをみずからの博士号の論文にも使っていたことが分かり、今月23日付けで3人の博士号を取り消したということです。 27日に会見した東京大学の相原博昭教育担当理事は「3人の博士の学位授与を取り消す事態となったことは極めて遺憾だ。今後、研究倫理に関する周知徹底を図り、再びこのような事態が生じないよう全学を挙げて取り組む所存です」と述べました。 この問題を巡っては、濱田純一学長がみずからの報酬の10分の1を3か月間返納することを明らかにしていました。
安倍総理大臣は、さいたま市で行った街頭演説で、アメリカのIT企業アップルが、アジアで最大級の研究開発拠点を日本に設けることを明らかにしました。 この中で、安倍総理大臣は、円安が進んでいることに関連して「日本の企業だけではない。外国の企業も、いよいよ日本に投資をし始める。あのアップルが、最先端の研究開発を日本ですることを決めた。もうじき正式な発表があると思う」と述べました。 そのうえで、安倍総理大臣は「アジアで最大級の研究開発拠点を日本に置く。これは投資の第一歩であり、これからどんどん拡充していこうという大きな変化だ」と述べ、アメリカのIT企業アップルが、最先端の研究開発拠点を日本に設けることを明らかにしました。 アップル「横浜に研究開発拠点設ける」 アップルは「横浜に設立するテクニカル・デベロップメント・センターで、日本の事業がさらに拡大される」として、今後、横浜市に研究開発拠点を設けるこ
転機を迎えた郊外住宅地 「もっと若い人にここに移り住んでもらって、かつての活気を取り戻したい」 私たちが訪ねたとき、多くの住民からこうした声を聞きました。確かに広い庭や緑豊かな公園は、子育てには理想的な環境です。 しかし、いくら空き家があっても、地元の若い子育て世代が簡単に手を出せる価格ではありません。また、厳しい建築協定が結ばれているため、土地を分割して売却したり、アパートなどの集合住宅を建てたりすることもできません。良好な環境を維持するための配慮が、かえって若い子育て世帯が移り住むことを阻んでいるのです。 住民の1人は「地域のスーパーは閉店し、中学校も来年には統廃合されます。今は元気だからまだいいですが、10年後、20年後を考えると、このまま住み続けることができるのかどうか、本当に不安です」と話していました。 明治大学文学部の川口太郎教授は、日本の郊外住宅地は、大きな転機に立たされてい
東京の代々木公園や周辺を訪れた人の間でデング熱への感染が広がっている問題で、東京都が3日公園内で採集した蚊を調べたところ、デング熱のウイルスが検出されたことが分かりました。 東京都は公園内に今もウイルスを持った蚊が生息しているとみて、さらに蚊の駆除を行うなどの対策を検討しています。 デング熱は蚊が媒介する感染症で、3日までに、東京都や大阪府、それに北海道など11の都道府県に住む48人の感染が確認され、全員が先月、東京・渋谷区の代々木公園やその周辺を訪れた際に蚊に刺されて感染した疑いのあることが分かっています。 このため東京都が3日、公園内の10か所で蚊を採集し、都の研究施設で調べたところ、デング熱のウイルスが検出されたことが分かりました。 東京都は公園内に今もウイルスを持った蚊が生息しているとみて、さらに蚊の駆除を行うなどの対策を検討しています。
4年前、数々のトラブルを乗り越えて地球に帰還した日本の小惑星探査機「はやぶさ」の後継機、「はやぶさ2」の機体が完成し、31日、報道関係者に公開されました。打ち上げはことし12月ごろの予定です。 「はやぶさ2」は、小惑星で採取した石や砂を地球に持ち帰り太陽系が誕生した当時の姿や生命の起源に迫る予定で、初代の「はやぶさ」とは異なる水や有機物を含むタイプの小惑星を目指します。 ことし12月ごろの打ち上げを前に機体が完成し、31日、組み立てが行われた神奈川県相模原市のJAXA=宇宙航空研究開発機構の施設で公開されました。 公開された機体は、高さ1メートル25センチの箱形の本体に、2つの円形の通信用アンテナや折り畳まれた太陽電池パネル、それに「はやぶさ」の時より推進力や耐久性を高めた「イオンエンジン」が取り付けられています。また、小惑星に着陸する際に石や砂を採取する「サンプラーホーン」という筒状の装
東京の代々木公園で男女3人が蚊に刺されてデング熱に感染した疑いがある問題で、東京都は毎年、都立公園など16か所で蚊を採集してウイルスの調査を行ってきましたが、代々木公園が調査の対象から外れていたことから、今後、調査対象の公園を増やすなどして監視を強化することにしています。 デング熱は蚊が媒介する感染症で、東京都内の同じ学校に通う男女3人がおよそ70年ぶりに国内で感染したことが確認されました。 3人は今月、渋谷区の都立代々木公園でダンスの練習などをしていた際、蚊に刺されて感染した疑いがあり、東京都は28日、3人が蚊に刺されたとみられる場所を立ち入り禁止にして蚊を駆除するための薬剤を散布し、29日午前中、立ち入り禁止を解除しました。 東京都は、平成16年から蚊が活発に活動する6月から10月にかけて、月に2回程度、都立の公園や霊園など16か所で蚊を採集してウイルスの調査を行ってきましたが、これま
妻に大量の水を飲ませるなどして死なせたとして、熊本市の私立大学の准教授ら3人が傷害致死の疑いで逮捕されました。 准教授らは「悪霊を払うためにやった」などと供述しているということで、警察で詳しい経緯を調べています。 逮捕されたのは、熊本市東区長嶺南の崇城大学准教授、福田耕才容疑者(52)と、自称、祈とう師の野田英子容疑者(81)ら3人です。 警察によりますと、3人は先月21日、野田容疑者のアパートの部屋で福田容疑者の妻の利恵さん(51)を押さえつけ、大量の水を飲ませるなどの暴行を加えた疑いがあるということです。 利恵さんは搬送先の病院で翌日の朝、死亡し、警察は3人を傷害致死の疑いで逮捕しました。 警察の調べに対し、福田容疑者らは「悪霊がついているから、おはらいをしようと水を飲ませた」などと供述しているということです。 警察によりますと、野田容疑者は30年以上前から祈とう師を名乗っておはらいを
iPS細胞を使った世界初の臨床研究を進めている理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーはSTAP細胞の問題で、小保方晴子研究ユニットリーダーに、指摘されている数多くの疑義について説明させないまま検証実験に参加させるなどした理化学研究所の対応は問題だとして、今後、新たな患者への臨床研究を中止する可能性を示しました。 小保方リーダーと同じ神戸市の理化学研究所発生・再生科学総合研究センターに所属する高橋政代プロジェクトリーダーなどのグループはiPS細胞を使って、目の網膜の一部を再生し、病気で失われた患者の視力を回復させる世界で初めての臨床研究を進めています。 高橋リーダーはSTAP細胞の問題で、小保方リーダーに指摘されている数多くの疑義について説明させないまま、検証実験に参加させるなどの対応を取っている理化学研究所について、「理研の倫理観に、もう耐えられない」などと、ツイッターを通じて批判しま
理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーは、2日午前11時前、STAP細胞が本当にあるのかどうかを確かめる実験に参加するため神戸市にある「理化学研究所発生・再生科学総合研究センター」に出勤しました。今後、準備が整いしだい、実験を始めるものとみられます。
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