12月26日、理化学研究所が設置したSTAP細胞論文の調査委員会は、STAP細胞とされたものはES細胞が混入したものである可能性が高く、論文のほとんどに根拠がないことを発表しました。また、図表の一部は「捏造」または「改ざん」、つまり不正であると認定。その上で、小保方氏を指導する立場にある研究者がこうした問題を感知できたはずだが、その検討をしなかったと厳しく批判しました。 【アーカイブ動画】小保方氏が会見し謝罪「未熟さで迷惑かけた」 理研は以前、内部で調査委員会を設置し、小保方氏らの論文における疑義6点について調査しました。今年3月31日、同委員会はそのうち2点を研究不正と認定しました。しかし、それ以前からこの論文にはその6点以外にも多くの問題が指摘されていました。また、6月以降には、共著者である若山照彦氏や理研研究員の遠藤高帆氏らの遺伝子解析結果により、STAP細胞とされているものはES細