「他に代わりは誰かいるか?」 ロシアW杯アジア最終予選のイラク、オーストラリア戦に向けた記者会見、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はそう言って、出場機会が乏しい欧州組の選出を肯定した。監督の目では「代わりはいない」のだろう。それは一つの道理である。 しかし、一人のリーダーが「自軍の弱み」をさらけ出す必要があるのか? それは戦う前から弁明しているに等しい。 「選んだ選手たちの力を信用している」 それで収まる話である。悲観的で傲岸な言いぐさが、必要以上に混乱と不快さを呼び、信用を失墜させている。喋れば喋るほど、言葉尻を捉えられ、身動きができなくなる。部下(選手)もちょっとしたことに浮き足立つ。これは敗北するリーダーの典型である。 そしてそもそも、本当に選ぶに値する選手はいないのか? アフリカ系選手と同じ視点で日本人選手を見るべきではない ハリルホジッチの選考には、"偏見と力み"が透けて見える。ボ
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