しかし、歴史を遡ると、戦時中にもオリンピックは開催されています。 「こんな時にどうしてやるのか」そんな声も当時はきっとあったでしょう。 しかし「こんな時だからこそやる」という関係者の思いや、何よりアスリートや選手たちの思いもあったと思います。 無論、そこには感染防止対策の徹底や、規模の縮小、観戦客数の制限など、一定のルールや制限を設ける事が必要不可欠となるでしょう。「開催中止」の声もありますが、私はそれには否定的です。 オリンピックをかけたアスリート達の雄志や姿からもらった感動やパワーは一生残るものだと私は思います。 アテネオリンピックでの日本体操男子団体での金メダル。 北京オリンピックでの陸上男子400mリレー決勝の銅メダル。 男子バレーボールが16年ぶりに北京オリンピックの出場を決めた瞬間、などなど。 https://youtu.be/fvzAPlY26dw
脂肪燃焼の仕組みとインスリン 運動をしているのに体脂肪が落ちない…という方は、食生活の中で脂肪燃焼を阻害するような原因を作っているかもしれません。 糖分や炭水化物をたくさん摂った食生活を送っている方は要注意。日頃の食生活を見直し、体脂肪が燃えやすい身体へと再構築していきましょう。 【体脂肪が燃焼する仕組み】 脂肪細胞に蓄積されている体脂肪は、運動や食事制限によりエネルギー源として使われます。運動などで体温が上がり、血糖値が下がると脂肪細胞からエネルギーを取り出して血糖値を安定させようとするホルモンであるグルカゴンが分泌されます。 グルカゴンから指令を受け、脂肪分解酵素であるリパーゼによって体脂肪が脂肪酸とグリセリンに分解され血液中に溶け出して、筋肉に運ばれ運動エネルギーとして消費します。このようにして体脂肪が燃焼されていくのです。 【インスリン】 食事により血糖値が急激に上昇した時、血液は
ドイツのテュービンゲン大学の研究で、肥満や過体重のある人が運動を続けると、脳機能を向上できることが明らかになった。そうした人は脳内でインスリン抵抗性が起こりがちだが、運動により改善できるという。 「運動による脳機能の改善のメカニズムを解明できたことは重要です。運動は、ドーパミンが関連する脳領域で、インスリン感受性の増加されます。さらには、気分障害や認知能力の改善にもつながります。運動療法は2型糖尿病を改善するために必須ですが、脳の健康にとってもなくてはならないものです」と、テュービンゲン大学医療心理学・行動神経学研究所の神経内科医であるステファニー クルマン氏は言う。 研究チームは、インスリン抵抗性がみられる、体格指数(BMI)の平均が31の過体重あるいは肥満の成人22人を対象に、ウォーキングやサイクリングなどの運動に8週間取り組んでもらった。 参加者の脳のインスリン感受性を調べるために、
糖尿病は様々な合併症を引き起こす怖い病気ですが、生活習慣の見直しで予防することもできます。ここでは、はじめての方でも分かりやすい糖尿病の基礎知識と、年を重ねるほど糖尿病患者さんが増える理由について解説します。また実際に血糖値が高いと言われた場合の、糖尿病にならないための予防法も紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。 【目次】 糖尿病ってどんな病気?まずはおさらい 糖尿病とは膵臓からのインスリンの分泌が減ったり、インスリンは分泌されているものの効きにくくなることで糖が正常に細胞に取り込めなくなる病気です。 糖が細胞の中に取り込めなくなると、高血糖が続き、血管を傷つけはじめます。それにより体のさまざまな部分で合併症が起き始めます。 また糖尿病は一度かかると一生つきあわなければいけないと言われており、完治することが難しい病気としても知られています。 糖尿病には1型糖尿病や2型糖尿病などの
糖尿病というと、太った人がかかる病気と思われる方が多いかもしれません。しかし、近年は内臓の周囲に脂肪がたまる「内臓脂肪型肥満」の糖尿病の割合が上昇しており、見た目はそれほど太っていなくても糖尿病を発症する人が増えています。厚生労働省の調査では、糖尿病有病率が年々増加している一方で、1日の総エネルギー摂取量の減少・動物性脂質摂取の増加がみられることが分かっています。元来、日本人は欧米人と比べると血糖値を下げる唯一のホルモンである「インスリン」の分泌能が低い人種です。そのため、高脂肪食の摂りすぎや運動不足などが原因で内臓脂肪が蓄積しインスリン抵抗性が増加すると、それに見合う量のインスリンが分泌できず、軽度の肥満でも糖尿病を発症します。 【 日本人と欧米人のインスリン抵抗性と分泌能の比較 】 日本人のインスリン分泌能は欧米人の約半分であり、インスリン抵抗性が増加してもそれに見合う量のインスリンが
肥満と減量(理論編) 知っておきたい肥満と減量の基礎知識 【理論4】減量の成功例(生活習慣病の改善と体力の向上) 健康科学課 今川 泰憲、 諏訪部 和也(スポーツ科学員) 体脂肪とくに内臓脂肪の過剰な蓄積が高血圧や糖尿病、脂質異常症(中性脂肪値およびLDL コレステロール値の増加、HDL コレステロール値の低下)などの生活習慣病(「メタボリックシンドローム」)を引き起こす原因になります(【理論編1】を参照)。 また、体脂肪の増加による肥満(過体重)は、歩行や階段の上り下り、椅子の立ち座りなどの体重移動の際に膝や腰にかかる負担を大きくし、膝関節症や腰痛症など整形外科的な生活習慣病(⇒「ロコモティブシンドローム」については健康・体力アップ情報の「ロコモティブシンドローム」の頁を参照してください。)を引き起こす原因にもなります。 これらの生活習慣病を予防または改善する上でウォーキングや筋力トレー
体内では、血液にのってブドウ糖が全身をめぐり、全身の細胞に取り込まれ、エネルギー源として使われています。血液中のブドウ糖は、食事をすると増えますが、その多くはすい臓から分泌されるインスリンというホルモンの働きによって肝臓・筋肉・脂肪組織に蓄えられます。その結果、血液中のブドウ糖が減ります。 ところが、インスリンの仕組みがうまく働かないために、ブドウ糖が肝臓などに取り込まれず、血液中に増えてしまうことがあります。このような原因で慢性的に「血糖値が高い」状態を糖尿病といいます。血糖値が高い状態が続くと、ブドウ糖が全身の血管を傷つけてしまいます。 細胞にブドウ糖を取り込むインスリンの仕組みがうまく働かなくなる原因は2つあります。 1つはインスリンの効きが悪くなることで、これをインスリン抵抗性といいます。多くの場合、肥満がその要因です。肥満になると、インスリンが多く分泌されても、脂肪組織から出る悪
肥満や過体重の2型糖尿病患者は、体重をコントロールすることで、「糖尿病が治った状態」を維持できる可能性がある。専門家は無理のない減量を勧めている。 「肥満や過体重のある糖尿病患者は、体重を5%以上減らせば“糖尿病が治ったのに近い状態”を維持できることが多いのです。ただし、いったん体重を減らしても、元の状態にリバウンドしてしまう人も少なくありません。適正な体重をずっと守る必要があります」と、ニューキャッスル大学のロイ テイラー教授は説明する。 英国のニューキャッスル大学が行った研究に、11人の体格指数(BMI)が30を超える肥満の2型糖尿病患者が参加した。参加者は3ヵ月で15kgの減量を達成した。6ヵ月後に体重は平均して6kg戻っていたが、多くの患者は減量後にHbA1c6%未満を維持できるようになり、飲み薬の種類と量を減らすことができた。 別の研究では、糖尿病を発症して4年以上たつ人でも体重
II.肥満糖尿病の原因 肥満になると、インスリンの必要性が増すため、糖代謝(体内で糖をエネルギーとして消費したり蓄えたりする作用)を支えるすい臓などの各組織が、それぞれの持ち場でフル回転し、肥満という事態に対応します。 しかし、その状態が長引くと、血糖を処理する役目の部分に、次々異常が起こり、糖代謝のサイクルが狂ってきます。いくつかのそうした異常が重なって、糖尿病が発症します(下図参照)。 私たちが、活動するにはエネルギーが必要ですが、そのエネルギーは、血中のぶどう糖(血糖)を、筋肉や脂肪細胞などの組織が、細胞内に取り込むことでつくられます。血糖が細胞内に入るには、すい臓から送られるインスリンと、細胞側にあるインスリン専用のレセプター(以下レセプターと略す)が結合して、初めて入れるしくみになっています。 肥満になると、インスリンの血糖降下能が低下してインスリンの必要量が増えるので、すい臓に
糖尿病と肥満① 肥満とは体脂肪が過剰に蓄積した状態のことで、肥満症とは肥満により健康障害を生じたか、あるいはそれが予測される状態のことであります。糖尿病に肥満が合併した場合、減量が必要になってきています。肥満者の場合、インスリン抵抗性(インスリンの効きにくさ)が増大しており、そのため、インスリン分泌が増加します。しかし、徐々にインスリン分泌が枯渇し、減少します。そのため肥満のある糖尿病患者の体重をそのままにしておくことは糖尿病状態を悪化させることにつながるので、生活習慣を積極的に改善し、体重を増加させないで血糖コントロールを良好にすることが必要です。また、肥満糖尿病患者の場合、減量しただけでインスリン抵抗性が改善され血糖コントロールが良好になる場合も少なくありません。肥満症の場合まずは減量が一番の特効薬です。 糖尿病と肥満② 肥満糖尿病患者の治療の基本は食事療法と運動療法です。効果が十分見
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