9/29、国際環境経済研究所 岡野邦彦氏の記事「核融合炉はどこまで小型化できる?(その2)」では、大型プロジェクトである #ITER と、核融合炉のプラズマを小型化する研究「新方式」について説明されています。#ITER関連記事 https://ieei.or.jp/2021/09/opinion210929/
原型炉開発体制に向けたコメント 核融合エネルギーフォーラム調整委員 慶應義塾大学 岡野邦彦 1) 核融合エネルギーフォーラムにおける原型炉開発戦略に向けたこれまでの主な活動 ◎社会と核融合クラスターに2005年12月に設置した「核融合炉開発ロードマップ検討委員会」において、日本の原型炉開発戦略を議論し、2007年9月に中間報告を発表した。この活動は、その後、同年10月にITER/BA技術推進委員会に設置された「ロードマップ等検討ワーキンググループ」での検討の基盤となった。同WGのロードマップと人材に関する報告が2008年になされている。 ◎BAの炉設計活動の開始に伴い、炉設計に関する国内意見を集約することを目標に2009年に設置された「原型炉概念設計共同検討会」においては、原型炉概念の比較や今後の修正方針について多くの議論を費やし、現在、IFERCで進んでいる新しい概念設計、すなわち、従来
たゆまぬ技術開発により、核融合は今や夢物語などではなく、手の届く技術になった。設計、材料、制御などの主要な課題はすでに解決の見通しが立っている。後は、まず実験炉を造って動作を確かめたのち、いよいよ実用炉へと開発を進めてゆけばよい(動画による平易な解説はこちら)。本稿では気になる発電コストの見通しと、今後必要な実験炉への投資について述べよう。 核融合エネルギーは二酸化炭素を出さずに安定してエネルギーを供給可能な未来技術として注目されてきた。だがその最近の進展は意外に知られていないかもしれない。いま日・米・露・中・韓・印の6か国+1地域(EU)の国際協力で、核融合実験炉ITER(イーターと発音する)の建設がフランスで進んでいる。完成は2020年代後半で、2035年にはフルパワーの50万キロワットの熱出力を計画している。これは20-25万キロワットの電気出力がある火力発電所の熱出力と同じくらいの
”核融合は手の届くところにあります。たゆまぬ技術開発によって、もはや夢物語ではなくなりました” 核融合開発の第一人者岡野邦彦先生に、その現状と将来について、分かり易く解説して頂きます。 杉山研究主幹との質疑応答では、経済性・安全性などについて、さらに掘り下げます。(撮影日:2021年8月27日) 講演資料→講演資料(2,435KB)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く