皇族だから「学習院ありき」では決してない 長い歴史と伝統に支えられた皇室は、ともすれば「先例主義」「男性中心」に陥りがちだ。しかし、宮さまは少し違う。眞子さまが国際基督教大学に進学したのも、悠仁さまがお茶の水女子大附属幼稚園を選んだことも、その根底には、まず本人の希望や子供にとってなにが望ましいかを優先させたいという宮さまの柔軟な方針を見て取れる。皇族だから先例どおり「学習院ありき」では決してないのだ。 また、公的な活動においては男性皇族と女性皇族の違いはまったくない、両者は基本的に平等なのだという宮さまの考え方も、「男社会」の皇室においてはユニークなものだといえよう。男女平等の考え方は、悠仁さまが生まれ、成長しても変わらない。「上の2人の娘と同じように接したい」「3人の教育方針は変わらない」と宮さまは発言している。 2019年5月、「ハンガリー・ブダペスト交響楽団」コンサートご鑑賞のため