研究はハーバード大学公衆衛生大学院などによるもので、対象となったのは、看護師健康調査(1980〜2014年)と医療従事者追跡研究(1986〜2014年)に参加し、研究開始前に2型糖尿病と診断された1万6,217人の医療従事者。 参加者は健康診断を定期的に受け、食事についてのアンケートに答えた。アンケートにはナッツについての質問が含まれ、クルミ、アーモンド、カシューナッツ、ブラジルナッツ、ピスタチオ、ペカン、マカダミアナッツ、ヘーゼルナッツ、松の実の摂取頻度などが尋ねられた。 追跡期間中に、心血管疾患を発症したのが3,336例(冠動脈性心疾患が2,567例、脳卒中が789例)、死亡したのが5,682例(心血管疾患が1,663例、がんが1,297例)だった。 「今回の研究では、2型糖尿病の患者がナッツを食べると、心血管疾患の合併と早死が減ること示す証拠が得られました。食事療法にナッツ類を含める
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