研究はハーバード大学公衆衛生大学院などによるもので、対象となったのは、看護師健康調査(1980〜2014年)と医療従事者追跡研究(1986〜2014年)に参加し、研究開始前に2型糖尿病と診断された1万6,217人の医療従事者。 参加者は健康診断を定期的に受け、食事についてのアンケートに答えた。アンケートにはナッツについての質問が含まれ、クルミ、アーモンド、カシューナッツ、ブラジルナッツ、ピスタチオ、ペカン、マカダミアナッツ、ヘーゼルナッツ、松の実の摂取頻度などが尋ねられた。 追跡期間中に、心血管疾患を発症したのが3,336例(冠動脈性心疾患が2,567例、脳卒中が789例)、死亡したのが5,682例(心血管疾患が1,663例、がんが1,297例)だった。 「今回の研究では、2型糖尿病の患者がナッツを食べると、心血管疾患の合併と早死が減ること示す証拠が得られました。食事療法にナッツ類を含める
運動や筋トレをする方に人気が高まっている「BCAA」。サプリメントなどの種類が豊富にあり、「運動や筋トレに良い」というイメージを持っている方も多いかと思います。 BCAAについてと、期待される効果や摂取時の注意点について、あすけん栄養士が解説します。 BCAAとは 筋肉で代謝されるアミノ酸 BCAAとは、必須アミノ酸の一種です。必須アミノ酸のうち、分岐する構造を持つバリン・ロイシン・イソロイシンの3つの総称を分岐鎖アミノ酸=BCAAと言います。BCAAは筋肉で代謝されるアミノ酸で、「筋肉をつくる」「疲労を抑える」と言われており、運動中の筋肉消耗を低減させることが期待されています。 カラダで合成できない必須アミノ酸 アミノ酸とは、タンパク質の構成成分です。タンパク質は、筋肉・骨・皮膚等の材料となり、酵素・ホルモン・免疫機能の維持に関わり、20種類のアミノ酸で構成されています。 20種類のアミ
クロムは、カラダの中のさまざまな代謝に関わっており、健康を維持するためには欠かせないミネラルです。肉や魚・野菜など幅広い食材に含まれています。 クロムの働き インスリンの働きを高める 血糖を調節するホルモンであるインスリンの働きを強める作用があります。そのため、糖尿病を予防する働きがあると言われています。 ⇒栄養士が伝授!血糖コントロールにおすすめの食事テクニック 代謝を助ける 糖代謝・脂質代謝をサポートする働きがあります。 中性脂肪や悪玉コレステロール値を改善する 血中の中性脂肪や悪玉コレステロール(LDL)値を改善し、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病を予防します。 クロムの摂取目安量 クロムの目安量は、男性・女性(18歳以上)ともに10μg/日です。(※1) 過剰摂取が続いた場合 通常の食事からとるクロムは、吸収率が低いため過剰になることはありませんが、過剰摂取が続いたときは、吐き気や
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