11月26日(月)、障がい者らがロボットを遠隔操作して接客する世界初のカフェ、「分身ロボットカフェ DAWN ver.β(ダーン バージョンベータ)」が港区の日本財団ビルに期間限定でオープンする。開催期間は障害者週間に合わせ、12月7日(金)までの2週間(土日は除く)。ロボット開発を手がけるオリィ研究所(港区)、日本財団、一般社団法人分身ロボットコミュニケーション協会の協働開催だ。 ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者や脊髄(せきずい)損傷者など、重度の障害を抱える人はこれまで就労者の対象として考えられていなかった。しかし、期間中はそうした障害を抱える人々約10名が、交代で分身ロボット「OriHime-D(以下オリヒメ-D)」を遠隔操作し、注文をとったり、コーヒーを出したりするなど、カフェでの接客に応じる。寝たきりになっても、社会に出て働くことができる可能性を示す、実験的な試みとなる。 本イベ
![インタビュー:オリィ研究所代表・吉藤 健太郎](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3804560889243c40cf233e85b7acacd90346c138/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.timeout.com%2Fimages%2F105324553%2Fimage.jpg)