オーストラリアの著名な社会学者でシドニー大学の准教授でもあるサルバトーレ・バボネス (Salvatore Babones)氏は9月29日、自身のブログおよびオピニオンサイト「1945」への寄稿文で、中国と戦う能力を向上させるためにはニュージーランドを除外し、日本を参加させるべきだと書いた。 米国主導の欧米民主諸国による中国共産党(以下、中共)の包囲網には、米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドからなる機密情報共有の枠組み「ファイブ・アイズ」が中心的な力となっている。 ファイブ・アイズは、中共による南シナ海での攻撃的な軍事姿勢や南太平洋地域での拡張行動、そしてパンデミック下での戦略的物資の中国への過度な依存に懸念を共有している。 米国の対中包囲網に全面協力する日本は信頼できる同盟国 バボネス氏は、日本がファイブ・アイズに参加すれば「メリットが大きい」とし、 「ハイテク大国の日本