「農家による、農家のためのインターネットラジオ」が、誰が聞いても面白いと密かに人気を集めています。福岡の若手農家3人組が2014年に開設以来、160回以上の放送を重ねてきました。進行・編集などプロデューサー役を務める農家の鶴竣之祐(つる・しゅんのすけ)さんに、お話を伺いました。 ほんわかとした博多弁で、農業界に蔓延(はびこ)る課題に鋭く切り込む―。 福岡県の農家が発信する農業情報を、農作業をしながら好きな時間に聞けるインターネットラジオ番組「ノウカノタネ」が、生産者を中心に人気を集めています。 パーソナリティを務めるのは、「つるちゃん」こと鶴竣之祐さん、「コッティー」こと久保田夕夏(くぼた・ゆうか)さん、そして「てつ兄」こと毛利哲也(もうり・てつや)さんの3人です。福岡市内の若手農業者の連絡会で出会い、20~30代だった2014年に放送を始めました。7月下旬時点の配信で、通算166回となり