日本政府の方針決定を受け、中国メディアは「強硬に反撃する」などと猛反発しています。 　11日朝の中国各紙は、すべて一面で国有化について大きく取り上げています。「尖閣諸島は中国のものだ」「中国は強硬に日本に反撃する」などの見出しが並んでいます。共産党系の「環球時報」は、専門家の意見として「中国は関連海域で日本の漁船を拿捕（だほ）すべきだ」「ロシアや韓国と統一戦線を築くべきだ」などと伝えています。また、中国メディアによりますと、中国の2隻の海洋監視船が尖閣諸島の周辺海域に到着したということです。当局は、すでに策定した行動計画に基づき、主権を維持する活動を展開するとしていて、今後、さらなる対抗措置も予想されます。