ブックマーク / anond.hatelabo.jp (3)

  • オサマ・ビン・ラディンの人生

    外国人ジャーナリストに珍しく顔を見せるとき、 オサマ・ビン・ラディンは自分の手に視線を落とすのが常だった。 柔らかで少しかすれた声、優しいまなざし。 通訳を好まない彼がインタビューで伝えたのは、その顔と裏腹な言葉だった。 不信心者を殺すのはムスリムのつとめである。 2001年9月11日「ゴミのように」空を舞う不信心者を見て自分は心から愉悦を覚えた。 その容貌は、殺人者というよりも賢者を思わせた。 自らの手を血に染めることはほとんどなかったが、 愛用のカラシニコフはアフガニスタンの戦闘でロシア兵から奪ったものだという。 サウジアラビアのアメリカ基地、イエメンのアメリカ軍駆逐艦、ケニアとタンザニアのアメリカ大使館。 いずれの場合も「子供たち」の攻撃を遠方から見届けるのが彼の常だった。 賞賛されるテロリズムも批判されるテロリズムもある、と認めながら、 これは「聖なるテロ」だとしてイスラムを擁護し

    オサマ・ビン・ラディンの人生
    takamm
    takamm 2011/05/08
    この抄訳もナンだが、エコノミスト原文の記事もかつての盟友米国との関係に触れておらず一方的。どれがオサマの発言かも不明瞭な、一種の作文。彼が本当は何だったのか、真相究明が必要な中、害の多い文章と思う。
  • 東北の怒り

    4月16日付 河北新報 「3.11 震災と作家たち(6)」より 河北新報のHPに掲載されてはいないが以下から転記。 http://ameblo.jp/goldenchildsee/entry-10863022937.html 東北の怒り  熊谷達也 3月11日の巨大地震と大津波以後、「想定外」あるいは、「想定を超える」という言葉が、この国ではどれだけ飛び交ったことか。 メディアを通してそれを耳にするたびに、最初から私は腹が立って仕方がなかったし、いまだに腹立ちは続いている。 沿岸部の被災地の人々は、あるいは、私を含め、東北に生きることで同じ痛みを抱え、困難な未来を共に引き受けようと覚悟している者、誰ひとりとして「想定外」という言葉を口にしていない。 たとえ確かにそうだと思っていても、目の当たりにした数々の光景はそんな簡単な一言で片付けられるはずがなく、無言を貫くか、懸命になって違う言葉を探

    東北の怒り
    takamm
    takamm 2011/04/17
    自分の身の安全のことばっかしかしゃべくらなかった首都圏の人間は読むべし。「それほど、東京を中心とした首都圏から発信される言葉は、下品なまでに卑しく、呆れ果てるものが多いからだ」
  • なぜアラブの革命精神を恐れるのか? スラヴォイ・ジジェク

    http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2011/feb/01/egypt-tunisia-revoltを和訳しました。 なぜアラブの革命精神を恐れるのか? チュニジアとエジプトにおける叛乱では、イスラム原理主義の姿をまったく見かけない。これは注目すべきことだ。民主主義というもっとも非宗教的な伝統にのっとって、エジプトの民衆は、抑圧的な体制や体制の腐敗、そして貧困に対して叛乱をおこしたのだ。そして、自由と経済的な見通しを求めたのである。「アラブ諸国にあっては真の民主主義的センスは少数のリベラルなエリートのみに存在し、それ以外の膨大な数の大衆は、宗教的原理主義か、さもなければナショナリズムによって動員されるだけである」という西洋のリベラル派が持つシニカルな知見は間違っていると証明されたのだ。しかし、大きな疑問は残る。次に何がおこるのか?政治的な勝利者と

    なぜアラブの革命精神を恐れるのか? スラヴォイ・ジジェク
    takamm
    takamm 2011/02/05
    「アラブ諸国にあっては・・・膨大な数の大衆は、宗教的原理主義か、さもなければナショナリズムによって動員されるだけである」という西洋のリベラル派が持つシニカルな知見は間違っていると証明されたのだ。
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