少し前に「てんぷら」という題名の高校生による作文がネットで話題になっていたのをご存知の方も多いと思います。コンクールで金賞を取ったということで(おそらく)新聞に掲載されていたものがツイッターで紹介され、「すごい!」「説得力がある」「天ぷら食べたくなった!」とものすごい勢いで拡散されていきました。 拡散した人たちを中心にネットでのコメントを見てみると、「『てんぷらを食べたい』ただそれだけなのにすごい」「ど直球」「小手先のテクニックよりも思い」「論理抜きで気持ちだけ」など書かれているコメントが見受けられました。つまり、「この作品は思いや勢いだけの作品である」という評価や、「技術より気持ちが重要」という分析、また逆に「それでいいのか?」といった批判です。 しかし、この作品、本人がどの程度意識してそうしたのかはともかく、実は“とてもロジカル”です。読む人が、「これはいい!」「自分も天ぷら食べたくな
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