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2014年1月30日のブックマーク (3件)

  • 大きな進化となったSSEと開発環境でつまづいた3DNow! (1/3)

    拡張命令から見るx86 CPUの第2回を始めよう。まずインテルは、1999年2月にリリースした「Pentium III」で、「KNI」(Katmai New Instruction)こと「SSE」(Streaming SIMD Extension)を導入した。名称冒頭の「Streaming」は単なるマーケティング的な用語であり、少なくともこの時点でのSSEには、ストリーミング的なデータを扱う機能は一切なかった。 それはともかく、このSSEはインテルのある種明確な意思を感じる。それは「SSEはMMXを置き換えるもの」という事だ。これはAMDの「3DNow!」と比較すると明確である。3DNow!とは、MMXに浮動小数点演算機能を付加するための、いわばMMXの拡張という扱いだ。整数演算はMMX任せということで一切サポートしておらず、またレジスターもMMX同様に、浮動小数点演算(FP)レジスターの

    大きな進化となったSSEと開発環境でつまづいた3DNow! (1/3)
  • 世界のOSたち - 1990年代にコンピューターの未来を生み出した「NeXTSTEP」

    落胆のなかで生まれた「NeXTSTEP」 昨年鬼籍に入られたSteve Jobs(スティーブ・ジョブズ)氏は、Appleの共同設立者であると同時に、同社を代表する"顔"でした。パーソナルコンピューター黎明期である1970年代から現代に至るまで、コンピューター業界には数多くの人々が携わってきましたが、移り変わりが激しい同業界で名を残すのは至難の業。そのなかでも社を代表する"顔"として長年君臨してきた同氏の凄さがわかるのではないでしょうか。その同氏ですら米Appleを離れていた時期があります。 1984年。AppleMacintoshという画期的なコンピューターを生み出したもの、その需要予測や生産計画はずさんなものでした。役員たちから経営者としての資質を疑われ、対応を求められたJobs氏が招いたのは、当時ペプシコーラの事業担当社長だったJohn Sculley(ジョン・スカリー)氏。しかし、

  • How to Become A Computer Nerd

    ascii.PC 連載 コンピュータのき・も・ち / 新教養としてのパソコン入門 ――あるいは How to be an Computer Otaku なんかいろいろ仕事が増えてきたし業もバタバタしてるしで、さらにずっと懸案のバロウズやファイナンスを書かなきゃいけないので、ちょっと連載とか単発原稿とか減らそうといろいろ画策していて、時事問題についてどうのとか、やさしい経済ナントカを、とかいうやつはとにかく断り続けていたんだけれど、新しい分野でなにかやれと言われるとついつい乗ってしまう。ハーパースバザーしかり、そしてこれもその一つだ。コンピュータについての一般向け解説。超初心者だけれど、知的興味はある人向けの解説。 実際やってみると、結構骨だ。つまんないたとえ話でお茶をにごすのはアレで、なんかもっと大きな概念をつなげてその一部としてとらえることで、コンピュータ的な考え方が理解しやすくな