8月に新聞に掲載された小説家・坂東眞砂子さんによる「子猫殺し」の告白は(子犬殺し疑惑も浮上して)ネット上で波紋を呼び、それがマスコミに伝播するような流れになったわけだけれども、その後、炎上は次第に鎮火して、坂東さんの「「子猫殺し」でついに訴訟騒動に」というエッセイ*1は、ご本人による騒動終結宣言のようにも読めなくもない。訴訟騒動の原因は悪意に満ちた誤訳と伝言ゲーム、タヒチでは自分が動物虐待で訴えられるような雰囲気などまったくない、とそこには書かれていた*2。 同エッセイによると、タヒチでは、坂東さんの行為は、罪に問われるとすれば「シートベルト無着用と同程度の罰金刑」なのだそうであるが、日本では、先日、2ちゃんねるに猫殺し画像を晒した男が、有志からの嘆願書運動によって、逮捕・起訴されている。*3当然ながら容疑は「動物愛護法違反」である。 もしも、坂東さんが、日本在住で、マスコミで同じ告白をし
![忘れたくても忘れられない - daydreambeliever](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cdb81ba912cd1332c1660d845deb9719ba4bc376/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51DCYM2D8WL._SL160_.jpg)