東京スター銀行が実施した日本、中国、米国在住の20〜40代のビジネスパーソン900人(各国300人)を対象にした「貯蓄に対する意識調査」によれば、日本人の4割が具体的な人生設計を持っておらず、約8割が目的なく貯蓄している一方で、中国人の約半数、米国人では7割以上が明確な目的を持って貯蓄していると答えているそうです。 東京、上海、ニューヨーク在住の 20〜40代の男女ビジネスパーソン各300人という限定されたセクターでの調査ではありますが、具体的な貯蓄目的や人生設計を持つ人が相対的に少なく将来への希望も持てないのが米国人や中国人と比較した「日本人」の特徴のようです。また、貯蓄だけでなく資産運用や投資を行っていると答えている人の割合も日本人は少ないようです。 少子高齢化や財政難など、マクロ的な展望で日本の将来は悲観されがちですが、そんな状況だからこそ個人レベルでは人生設計を持つことが重要なんだ