広島県内の39漁協と県漁連でつくる広島かき生産対策協議会(広島市西区)は今季、カキの身を取り出すカキ打ちの日数を減らしている。カキ殻の置き場所が満杯に近づいているためで、繁忙期の12月を除く2024年1月まで7日間の休みを設けて排出量を抑える。 協議会は元々、毎週日曜をカキ打ちの休日に設定している。カキの水揚げが解禁された10月から、隔週で水曜も休むことを申し合わせた。カキ打ちを終える時期も、来年の6月中旬から5月末に前倒しする。 協議会によると、海水温の上昇で死ぬカキが増え、殻の排出量が増えているという。殻は各漁協の集積場から、