同じ開発チームで働くメンバーなのに、地位や役割によって労働時間が大きく異なるケースは少なくない。そこでTech総研では、全国のエンジニアにアンケート調査を実施。労働時間の偏りはどの程度あるのか。また、解消するにはどうすればいいのか探った。 「同じ開発現場で、同じプログラマとして働いているのに、いつもアイツのほうが早く退社する……」「一般のプログラマは定時に帰ってしまうのに、チームリーダーのオレは残業続きでボロボロだ……」 そんなふうに、労働時間の偏りに対する不満を聞かされることがある。そこで今回はまず、全国の100人のエンジニアにアンケートを実施した。 最初の質問は、ズバリ「あなたの職場に、労働時間の偏りはありますか?」 結果は、右のグラフのとおり。24人が「労働時間の偏りが大いにある」、50人が「多少ある」と回答した。つまり、約4分の3のエンジニアが、労働時間に偏りがあると感じているわけ