2016年7月4日のブックマーク (1件)

  • 患者さんの写真を残すことの意義。 - 鹿児島認知症ブログ

    いつかはこのような日が来ると思っていた。 80代男性 アルツハイマー型認知症 1年ほど前から衰えが目立つようになった、とのことで娘さんに伴われて物忘れ外来を受診された方(以下、Aさん)。 初診時の長谷川式テストは7点で遅延再生は1点。透視立方体模写と時計描画テストはいずれも不可で、頭部CTの左右差のない脳萎縮、海馬の中等度萎縮からアルツハイマー型認知症と診断した。 介護職をされていたご家族の理解は早く、介護保険申請を行い今後に備えていくことが速やかに決まった。抗認知症薬は相談の結果、イクセロンパッチを選択した。 初診から1ヶ月後。 自発性が向上して自分のことを自分でするようになり、また夜もよく眠れるようになったようだ、と娘さんはとても喜んでおられた。ご人は首をかしげながらもニコニコと相好を崩す。少し痒みがあったので、イクセロンパッチは4.5mgのまま据え置きとした。 その後、穏やかに時間

    患者さんの写真を残すことの意義。 - 鹿児島認知症ブログ