◆試合開始前にリングに立つ三沢光晴選手 ◆三沢選手(中央)を運び出す他の選手ら ◆三沢光晴選手を心配するプロレスラーら 大会関係者や観客によると、 三沢光晴さんはこの日タッグマッチに出場。 相手選手(斎藤彰俊)のバックドロップを受けて 頭を強く打ち、動けなくなった。 レフェリーが三沢さんに「動けるか」と聞いたが、 三沢さんは「動けない」と答えた。試合はそのまま中断。 医師だという観客の男性が 自動体外式除細動器(AED)で蘇生を試みたという。 当時、約2300人の観客がいた。 三沢さんは栃木・足利工大付高で レスリング部に所属し、81年に全日本プロレスへ入門。 84年にマスクマンのタイガーマスク(2代目)となり、 人気を博した。 90年からはマスクを脱ぎ、本名で活動。 ジャイアント馬場、 ジャンボ鶴田両選手(ともに故人)に次ぐエースとして活躍した。 00年に全日本を退団して プロレスリング