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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (31)

  • 【第3話】人間、手の数以上の物は持てんのや:日経ビジネスオンライン

    サクラ:えっ、人生? 小川:おう、そうや。人生や。 リュウジ:んん? 小川:何か漠然としたテーマやけど。お前ら、人生って何だと思う? どういうことやと思う? 言うてみ? サクラ&リュウジ:・・・・・・。 小川:サクラ、どうや。 サクラ:そんなん、生きるっていうことやろ。 小川:うん。まあええわ。ほな、リュウジはどうや。 リュウジ:うーん、一生。 小川:そやな、何か説明すんの難しいわな。そやけど、お父ちゃんが今日、このテーマを選んだ理由はな、お前らに自分の人生についてよく考えてほしいからや。そしてな、自分なりに満足のいく人生を送って、幸せになってほしいと思うからや。オレの言ってること、分かるか? サクラ:うん。 リュウジ:それは分かる。 小川:お前らが今後、どんな人生を歩むか分からんけど、肝心なことは「幸せに生きる」ということや。そのためには、いつも「足るを知る」と思うことやで。分かるか、こ

    【第3話】人間、手の数以上の物は持てんのや:日経ビジネスオンライン
  • 高齢化という逆境が農業の未来を切り開く:日経ビジネスオンライン

    養豚業の盛んな宮崎県都城市。街の中心部から15分ほど車を飛ばすと、丘の上に大きなサイロが見えた。ここは、年間12万頭ほどの豚を生産する養豚業者、はざま牧場の農場である。30度まで気温が上昇した6月23日。豚舎の中では、5000頭の豚のほとんどが気持ちよさそうに眠っていた。 国内でも指折りの大規模畜産農家、はざま牧場。だが、経営的には厳しい状況に置かれている。飼料代の高騰と病気による豚の大量死によって、昨年は15億円のコスト増に見舞われた。これは、はざま牧場に限った話ではない。多くの同業者が、エサ代の上昇や後継者難で事業の継続をあきらめている。 飼料高や燃料高、担い手不足など逆風続きの畜産業。だが、間和輝社長(64歳)の表情に暗さはない。それどころか、「これからの農業にはチャンスがゴロゴロしている」とまで言う。逆境の中で前を見据える間社長。彼の取り組みを通して、畜産業や農業の今後の姿を考える

    高齢化という逆境が農業の未来を切り開く:日経ビジネスオンライン
  • 教師の告白があぶり出した中国社会の「危機意識」:日経ビジネスオンライン

    中国で今、「四川大地震で生徒より先に逃げ出した高校の教師」が話題になっている。しかもこの教師は自らその事実を、ネットで「告白」した。 最初は、なぜ彼がわざわざネットに書いたのか、何が言いたかったのかに関して、深く考察されることもなく、ただ単に卑怯か否か、道徳的に許されるか否か、といった賛否両論の方が表面化していた。しかし彼のこの告白は、徐々にだが、中国を支配するイデオロギーに基づいた道徳観念や、価値観の是非に対する議論のきっかけになりつつある。それはゆっくりと、中国のネットに大きな潮流を形成しつつあるように思われる。 それらの生の声を丹念に拾っていくと、この教師が投げかけた一石には、実は最初から現在の中国の思想統制を痛烈に批判する「メッセージ」が隠されていたことが見えてきた。果たしてこれが中国の新しい潮流を生むきっかけになるのか否か、そして中国の民は何を考えているのかに関して、私なりの分析

    教師の告白があぶり出した中国社会の「危機意識」:日経ビジネスオンライン
    takarada4raw
    takarada4raw 2008/07/14
    この事象は、実は日本のネット社会においても進行中な話です。毛沢東を西村博之氏に置き換えればわかりやすい話。
  • 米国企業に学ぶことなどない:日経ビジネスオンライン

    チャールズ・オライリー(Charles A. O’Reilly III)氏 米スタンフォード大学経営大学院教授。専門はリーダーシップ、組織文化、人事マネジメント、イノベーションなど。1971年米カリフォルニア大学バークレー校大学院で経営学修士(MBA)、75年同大学院で組織行動学の博士号を取得。76年米カリフォルニア大学ロサンゼルス校アシスタント・プロフェッサー。80年カリフォルニア大学バークレー校教授。93年から現職。著書に『競争優位のイノベーション』(共著、ダイヤモンド社)、『隠れた人材価値』(共著、翔泳社)など。 日企業の多くは今、従業員の会社に対する忠誠心や愛着が薄れるという問題に直面しているそうですね。こうした状態を改善するにはどうしたらいいのでしょうか。1つのカギは、将来の経営幹部を育てるのか、それとも社外から探すのか、どちらを選択するかです。 米国企業の多くが選んでいるのは

    米国企業に学ぶことなどない:日経ビジネスオンライン
    takarada4raw
    takarada4raw 2008/07/14
    専門家は後追いで検証するのが基本。タイトルが少々過激なのは割り引いて考えたほうが吉かも。いつでも学ぶことはあるのだから。
  • 成果主義の失敗は「当然の帰結」:日経ビジネスオンライン

    成果主義型の人事評価制度を導入した日企業の多くで、職場のチームワークが崩壊するといった弊害が生じ問題となっている。 だが、成果主義の“場”である米国で人事マネジメントを研究してきたオライリー教授は、日企業が問題に直面したのは当然で、驚くことではないと言い切る。 米国企業でも好業績の企業は必ずしも成果主義を信奉していないと指摘。職場の一体感を取り戻すため、ビジョンや価値の有用性に再び目を向けるべきだと主張する。 私は以前、『隠れた人材価値』(原題:Hidden Value、翔泳社)というを書きました。その中で紹介した教訓の1つは、人事に関連するすべての制度を調和させなければならないということです。 何か特定の制度だけを単独に扱ってはならず、一連の制度の組み合わせとして見ることが必要です。1つの特定の制度を「これこそ我々が今、取り組むべきものだ」と考えて採用しても、それが人事のシステム

    成果主義の失敗は「当然の帰結」:日経ビジネスオンライン
    takarada4raw
    takarada4raw 2008/07/14
    時代時代でアレがいいこれがいいというものさしは変化します。どんな手法も一長一短。だた、ヤな捕らえ方をするならアメリカ人はけろっと言い訳を言うよね、とか愚痴ってみます。
  • 【第1話】「心を強くするために、絶対にやったらアカンこと」:日経ビジネスオンライン

    篠原 匡 ニューヨーク支局長 日経ビジネス記者、日経ビジネスクロスメディア編集長を経て2015年1月からニューヨーク支局長。建設・不動産、地域モノ、人物ルポなどが得意分野。趣味は家庭菜園と競艇、出張。 この著者の記事を見る

    【第1話】「心を強くするために、絶対にやったらアカンこと」:日経ビジネスオンライン
  • 【プロローグ】「いじめに負けない子供を育てる」:日経ビジネスオンライン

    サクラ:うん。 父:じゃあ、サクラが欲しい物は何やの。 サクラ:CD。 父:リュウジはそんなもん、興味ないやろ。 リュウジ:ない。 父:リュウジにとっては大事な物であっても、サクラには何の興味もない。人それぞれ、値打ちを感じる物が違う。これが価値観。価値観の違いというヤツや。そしたら、自分がエエと思うものを人に押しつけるのはどうや。リュウジが、「スパイダーマンがエエからお前も買え」と押しつけたらどうや。 サクラ:嫌や。 父:そうやろ。人それぞれ価値観は違う。自分の価値観をあまり人に押しつけない方がエエ。じゃあ、もう1つ聞くけど、「オレは人をどつくのが趣味や。人をどつくことに価値あると思うとんねん。オレの価値観やから放っておいて」。これ、リュウジがスパイダーマンを好きなのと同じ価値観かな。 サクラ:違う。 父:何が違うの? サクラ:スパイダーマンやCDは誰にも害を与えないけど、殴るのは人を傷

    【プロローグ】「いじめに負けない子供を育てる」:日経ビジネスオンライン
    takarada4raw
    takarada4raw 2008/07/02
    へぼな心理学者の話より役に立つと思うですよ。
  • 【12】ジャパネットたかたの本当のすごさ:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    前回 もふれた、週に20以上も放映されているテレビのクイズ番組ブームのことである。 もちろん、問題作りの苦労を除けば、制作費が比較的安く済むという局側の事情はあるだろう。しかし、私は、当の理由をジャパネットたかたの高田明社長が「大型液晶テレビ」を紹介しているコメントの中に見つけた気がしたので以下に記す。 家族だんらんのイメージを売る (あの、独特の声の調子を思い浮かべて) 「大型液晶テレビ。画面が大きいんです。画面が大きいと、家族みんなで見られるんです。皆さん! これまで小さなテレビを別々の部屋で見ていませんでしたか? この大画面液晶テレビ! 大きいですから居間に置きますね。くっきりはっきり大型、大画面液晶(高田社長はあえて同じ言葉を何度も繰り返すのが特徴)。家族みんなで見たいですね。お父さんも、お母さんも、お子さんたちも、おじいちゃんも、おばあちゃんも。どうです。家族が一つになって、

  • 【13】徳光アナウンサーが伝授する「行き当たりばったり」の技:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    TBSがこの4月から「アナCAN」という番組を始めた。今年度、入社したばかりの新人アナウンサー3人が司会という画期的、というか、乱暴な番組。このうち山匠晃という男子アナウンサーは、古臭い言い方をすれば「キムタク似のイケメン」。しゃべりもなかなかで、女性問題さえ起こさなければ大きく成長するはずだ。 これと同じことを、かつてある人物に直接言ったことがある。今をときめく安住紳一郎アナウンサーだ。山アナウンサーほどの男前ではなかったが、何ともいえない輝きがあり、才能の芽が体中から吹き出しそうな感じであった。当時進行役だった私は、話すことがなくなると「安住さん!そちらの様子レポートしてください」と不意打ちのように呼び掛ける。だがどんな場面でも、動じることなく、ひょうひょうとした感じの自然体で答えてくれた。新人ではあり得ないことだ。 そんな彼に言った言葉が、「君は女性問題さえ起こさなければとんでも

  • 【10】「正しい敬語」はなぜダメなのか?:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    「品川庄司」の品川さんが、某深夜テレビ番組で「暴走族が早婚な理由」についての自説を述べていた。どうでもいいことを熱く語る能力にたけている品川さん。今回は「逆に言うと」という言葉を、戦略的に繰り返し使っていた。 「逆に言うと」と言いながら、ちっとも逆のことを言わない。手あかにまみれたこの言い方をとことん貫くこと でおかしみを際立たせる戦略は見事に功を奏し、共演者たちの爆笑を誘っていた。そこに相方の庄司さんが「逆に言うとさあ」と、これは正しく前後が逆の文脈表現で突っ込んだ。 「相方のくせしておれの『逆に言うと』の寿命を縮めてどうすんだよ!」。品川さんは怒るふりして突っ込み返し、きっちりオチをつけ、笑いをさらに増幅させていた。お笑いタレントの言語感覚には舌を巻くことが多い。 ビジネスパーソンこそ言語感覚を 言語感覚が求められるのは、何もバラエティー芸人だけではない。デキるビジネスパーソンは話術を

  • 丁稚が創った「国家予算を超える会社」:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    は明治維新で国を開いたものの、ずっと貧乏だった。 資源のない国は交易で立たねばならぬ。 ところが商人たちは「不平等条約」で外国商館に首根っこを押さえつけられた。関税の自主権もなければ、治外法権で外国の商人がカネを払わなくても泣き寝入り。マルコ・ポーロが「ジパング」と呼んだ黄金の島から「金(きん)」の正貨は羽が生えたように海外へ飛んでいった。 その頃、世界経済は「金位制」で動いていた。金を位貨幣として通貨の単位価値と一定量の金が兌換され、自由貿易を介して等位で結びつけられるしくみ。早い話が、円だ、ドルだ、ポンドだといっても世界共通の通貨は金だったのだ。金の流出に慌てた明治政府は、金銀複位、銀位と身をよじらせるように制度を変え、日清戦争後に金位に復帰した。日格的に世界経済に組み込まれる。だが、貧しさは苔のように社会を覆った。 外国にモノを売って金を奪還し、蓄えねば富国は夢に

    丁稚が創った「国家予算を超える会社」:NBonline(日経ビジネス オンライン)
    takarada4raw
    takarada4raw 2008/06/30
    今回は鈴木商店の話。城山三郎の『鼠―鈴木商店焼打ち事件』読めばいいじゃん、といったら元も子もないかも。