コロンビアの歌姫として知られるシャキーラはベネズエラで先日コンサートツアーを行った際に、同国のウゴ・チャベス大統領にサイン入りの赤いギターをプレゼントしていた――。 そんな報道が流れた時、当のシャキーラがこれを強く否定したことで、何かと物議を醸してきた指導者のイメージがいかに悪くなっているかを示す証拠がまた1つ増えた。 米国が今週、イランに精製済みの石油を供給したとの理由でベネズエラの国営石油会社PDVSAを制裁対象にすると発表した後も、チャベス氏の率いるベネズエラ政府は予想通り、邪悪な帝国主義だと反発した。 しかし、同氏はこのところ、最も親しい友人たちからも避けられるようになりつつある。 親しい友人も背を向け始めた 諸外国の左翼の闘士たちは、ベネズエラの社会主義指導者であるチャベス氏に次第に批判的になっている。チャベス氏がリビアのムアマル・カダフィ大佐を非難するのを拒んだことや、左翼系反