目次 第1章 神社の手前で津波が止まった?(なにごとのおわしますかは知らねども 不思議で、神々しい光景 八十四社の調査結果) 第2章 歴史津波の痕跡をたどる(相馬市長が語る言い伝え 慶長津波と貞観津波 二人の教授の推論と神社本庁からの情報) 第3章 神社に残る津波の"記憶"(多賀城と"末の松山" 被災した式内社 東海地方からふたたび福島へ) 第4章 傾聴すべき災害のメッセージ(此処より下に家を建てるな 先人は自然にたいして謙虚だった 地名は雄弁である) 第5章 警告は無視された(知見は不十分だったのか? "想定外"の内実 台地を削った福島第一原発の謎)