go-sql-driverにcontext.Context対応するプルリクエスト go-sql-driver/mysql#608 を送って取り込んでもらいました!! 現時点ではまだ正式リリースされていませんが、次のリリース(version 1.4)から使えるようにはずです。 masterブランチではすでに使えるようになっているので、引き続き人柱募集中です。 コネクションプーリングを実装していて、自分も「context.Contextサポートしたい!」というかたのために、 実装の概要をメモとして残しておきます。 おおまかな仕組み 「contextの監視のみを行うgoroutine(以下、watcher goroutine)」をあらかじめ起動しておく 「やりたい処理を実際に実行するgoroutine(以下、executor goritune)」とchannelを経由してcontext.Cont
I love context.Context. But I don’t like using context.Value(). Because it relies on using interface{}, it requires the programmers to write a possibly panic-inducing type assertion like this: func foo(ctx context.Context) { v := ctx.Value(key).(*MyThing) // eek ... }Obviously it’s possible to avoid the panic by using a two return value form of type assertion, but that just adds more code for each
Golangの並行処理は強力である一方で同期処理を慎重に実装する必要がある.“Go 言語における並行処理の構築部材”にまとめられているようにGolangは様々な方法でそれを実装することができる.実現したいタスクに合わせてこれらを適切に選択する必要がある. この同期処理の機構として新たにgolang.org/x/sync/errgroupというパッケージが登場した.実際に自分のツールで使ってみて便利だったので簡単に紹介する. 使いどころ 時間のかかる1つのタスクを複数のサブタスクとして並行実行しそれらが全て終了するのを待ち合わせる処理(Latch)を書きたい場合にerrgroupは使える.その中でも「1つでもサブタスクでエラーが発生した場合に他のサブタスクを全てを終了しエラーを返したい」(複数のサブタスクが全て正常に終了して初めて1つの処理として完結する)場合が主な使いどころである. 実例
Go1.7でcontextパッケージが標準パッケージに入りしいろいろなところで使われるようになってきた.先日リリースされたGo1.8においてもdatabase/sqlパッケージなどでcontextのサポートが入るなどますます重要なパッケージになっている. “Go1.7のcontextパッケージ”で書いたようにcontextは「キャンセルのためのシグナルの受け渡しの標準的なインターフェース」として主に使われる.ある関数やメソッドの第1引数にcontext.Contextが渡せるようになっていればキャンセルを実行したときにその関数は適切に処理を中断しリソースを解放することを期待する.これはパッケージの作者とその利用者との間のある種の契約のようになっている(パッケージ側でgoroutine作るなというパターンもここで効いてくる). これだけではなくcontext.Contextインターフェースに
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