中国ではいま、マクドナルド店舗のガラスドアでケガを負った女性に対する同社の対応が、“あまりにもひどい”と批判が巻き起こっている。中には「訴訟に踏み切るべきだ」と強い姿勢で臨むようアドバイスする声も少なくないようだ。 中国メディア浙江在線などによると、この一件は杭州市のマクドナルド西湖銀泰店で起きた。6月28日、食事を終えた魏さんが同店を出ようした際に、デパートへの通用口となっている透明のガラスドアに激突。まぶたのあたりを5針縫うケガを負った。 魏さんは治療後、窓枠と壁の色が同じでドアとわかりにくく、ガラスドアには注意書きもなかったことから、「マクドナルドに責任がある」として謝罪を要求。しかし、同社は「この店の設計は政府の消防部門の認可を得ており、(入店している)ビルの安全基準にも満たしているため、こちらの責任ではない」と反論、ドアにぶつかったのは「(あなたの)うっかりが原因だ」と謝罪を拒み