大阪市立桜宮高バスケットボール部の男子生徒自殺問題で、橋下徹市長(43)は22日、桜宮高で既に体罰が判明しているバスケットボール部とバレーボール部以外にも、複数の部で顧問による体罰や暴言があったとの調査結果を明らかにした。 橋下氏によると、教育委員会が18日に実施した全校生徒と全教員へのアンケートで判明。どの部かなどの詳細は明らかにしなかった。「複数出てきている。卒業生をさかのぼって調査しないといけない」と強調した。市役所で記者団に述べた。同時に「桜宮高では手を上げる指導方法が、正当化されている雰囲気がある。人事の刷新はどうしても必要だ」とあらためて強調した。また橋下氏は、市のホームページで「市長として権限の範囲内で真正面から問題に向かい合い、陣頭指揮を執っていく」との主張を展開した。 一方、市教委は22日、同校体育系学科の今春の募集中止決定を受け、入試実施要項の変更手続きを承認。ただ在校