冨多葉(ふたば)はお茶の水で親子&カツの「半々丼」が人気の老舗そば店です。 1917年(大正6年)創業でこの地で100年以上になりました。 明治末期から大正初期にかけて現在地に「加賀屋」と云う蕎麦屋だったそうで、 当店の先代の店主(昭和36年没)は、日本橋本町の「小倉庵」で修業し1916年(大正5年)に前述の 「加賀屋」を買取り、「冨多葉」として1917年(大正6年)5月に開店しました。 老舗蕎麦店でありながら、訪問した人の半数近くがカツ丼を頼むという、カツ丼の名店なのです。 老舗蕎麦店の名物メニュー「半々丼」とは? 気になる半々丼ですが、親子丼とかつ丼のハーフ&ハーフ。 左に親子丼、右にかつ丼の並び、濃いめの割下で、ごはんが進む、かつ丼は厚めの衣のとんかつがひと切れ、親子丼には鶏肉たっぷり。 もりそばは色味が白く、更科だろうか固めのそばで歯応えがあり辛めのそばつゆで江戸前らしい味わいだ。