電気グルーヴが実に8年ぶりとなる全国ツアー「叫び始まり 爆発終わり」の東京公演を11月21日・22日にSHIBUYA-AXで開催。1991年のメジャーデビューから現在までのオリジナルアルバム全11枚から34曲をチョイスし、3時間弱に及ぶ怒涛のステージを展開した。 21日のライブでは、時計の針が19時を指すと、シンセサイザーの怪音とたくさんの犬の鳴き声に包まれて電気グルーヴの2人とKAGAMIがステージに登場。石野卓球は犬の頭をあしらった愛らしい帽子をかぶり、ピエール瀧は斧を振りかざして観客を威嚇した。 1曲目は「ズーディザイア」。ライブ序盤では今年発表された2枚のアルバムから続々と曲が披露される。「どんだけ the ジャイアント」では瀧がトゲ付きの棍棒で最前列の観客を殴りまくるアグレッシブなパフォーマンスを繰り広げ、曲の最後にカメハメ波のニュアンスで「サーイーゼーリー、やーー!!」と絶叫。