改正薬事法により医薬品のネット販売が禁止されたのは違憲だとしてケンコーコムとウェルネットがネット販売などを規制する厚生労働省令の取り消しなどを求めた行政訴訟の二審判決が4月26日あり、東京高裁は一審判決の一部を取り消し、ネット販売を認める判決を言い渡した。 両社は2009年5月に提訴。翌年3月の一審判決は、副作用による被害を防止するためにネット販売規制は合理性が認められるとして請求を退けていた。 関連記事 eビジネス推進連合会「極めて遺憾」 医薬品ネット販売規制訴訟で事業者敗訴 医薬品ネットの販売を規制の取り消しなどを求めた行政訴訟で事業者側が敗訴したことについて、楽天やヤフーなどが参加する「eビジネス推進連合会」は、「極めて遺憾」とするコメントを発表した。 「ドラッグストアは安全なのか」 医薬品ネット販売規制取り消し求め行政訴訟 医薬品のネット販売規制は行き過ぎであり、「二重に違憲」だと