3月17日、東芝は、医療機器子会社の東芝メディカルシステムズの全株式の売却についてキヤノン<7751.T>と譲渡契約を締結したと発表した。写真は都内の東芝本社。昨年11月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino) [東京 17日 ロイター] - 経営再建中の東芝<6502.T>は17日、医療機器子会社の東芝メディカルシステムズの全株式の売却についてキヤノン<7751.T>と譲渡契約を結んだと発表した。売却益は約5900億円。 東芝は、不正会計問題に端を発した大幅な業績悪化で2016年3月期に自己資本比率が2.6%に低下する見込み。業績優良な医療機器子会社を手放すことで、危険水域に近づいている財務体質の改善につなげる考えだ。