2010年7月下旬より渋谷シアター・イメージフォーラムにて公開 数年前に出会った女性の面影を求めて思い出の地をさまよう青年の心模様を、独特な映像表現で紡いだ映像詩。情緒あふれる古都ストラスブールを舞台に、主人公の風変わりな恋物語を、緻密(ちみつ)に構成された音と絵画のような映像美で描く。監督は、ドキュメンタリーとフィクションの境界上で野心的な映画製作を続け、名匠ヴィクトル・エリセの後継者といわれるスペインの俊英ホセ・ルイス・ゲリン。人々のざわめきなど街のノイズを生かした音響や、独特の演出が余韻を残す。 配給:紀伊國屋書店/マーメイドフィルム オフィシャルサイト http://www.eiganokuni.com/sylvia/