気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 私は13年間某生命保険会社で営業職をしておりました。今でもその会社に対する感謝の気持ちは変わりません。右も左も分からない新人時代から、保険知識にとどまらず、税務や事業承継などの周辺知識や営業に関する技術など、たくさんの勉強の機会をもらいました。 その会社への就職を勧めた人は、「保険会社という大看板を借りて自ら商売をするようなもの。厳しいけれどやりがいがある仕事よ」と、私の背中を思いっ切り押してくれました。彼女は小さな生命保険会社に勤めた経験があり、弱小の悲哀を身にしみて感じていたそうです。「看板は絶対に大きい方がいい」というのが口癖でした。 実際に営業現場に出てみると、彼女の言葉の意味がよく分かりました。名刺1枚で、個人的には知り合うチャンス