【参考】スプーン・ナイフ・フォーク略史 人類が火食するようになったのは、80万年前から。で、20~30万年前から調理用具として、木や貝がらのスプーンと、打製・磨製のナイフがあり、それが、BC3500年ごろからの青銅器時代に、青銅化するとともに、ここに、別に、串ざし用の串を得た。さらに、BC3000年ごろ、シュメール人は、犂(すき)を発明して、牛に引かせている。これによって、麦の反収が、いっぺんに80倍になったという。 ついで、BC2000年ごろから、スプーンもナイフも犂も串も、鉄製にかわっていった。 この鉄製の犂には、やがて、人の使うものとして、小型なものもでき、それに、子羊などを、まるざしにして、火にあぶるということも行われたらしい。 イエス・キリストのころ、ローマや小アジアの人たちの調理器具は、どうなっていたかというと、スプーンは、木製、包丁と串とフォークは鉄製であったようである。 同