こんにちは。暑い日が続いてます。ちょっと夏バテ気味の田原です。 さて、C++のクラスにはスペシャルなメンバ関数が6個あります。このように書くとなんだか特別でC++らしく非常に難しいメンバ関数がありそうですが、実は全くそんなことないです。日常的にありふれています。あなたが書いた「普通」のclassにもきっとはいってます。今回は、そんなメンバ関数について解説します。 1.特殊メンバ関数 規格書では “Special member functions”とかかれています。日本語では「特殊メンバ関数」や「特別メンバ関数」と呼ぶ人が多いようです。 何が特別かと言いますと、コンパイラが自動的に定義することが有る点です。あなたがコードを書かなくても自動的にコンパイラがコードを用意してくれる便利なものです。 次の6個あります。 デフォルト・コンストラクタ デストラクタ コピー・コンストラクタ コピー代入演算