「黒沢清の映画術」(新潮社)発刊記念 KIYOSHI KUROSAWA EARLY DAYS (アテネ・フランセ文化センター) 『明日はどうなることやら気が重い。』と書いたら、本当に気の重い事態が発生してしまった。あまりにも客が入りすぎて老朽化したアテネ・フランセの床が抜けて大量の死傷者を出したのだ。と言うのは嘘だが、そうなるんじゃないかと危惧しそうになる程の客が詰め掛け、篠崎誠や中原昌也も来ていたので、これで皆一気に死ねば、桂千穂系のヒトにとっての仮想敵である、映画の敵な監督と批評家と作家と観客が死んで清々するのではないか(因みに自分は脚本家としての桂千穂は尊敬している)、などと妄想しそうになるのも、“たかが”8mm自主映画を観るのにエライ苦労をクソ暑い中したせいで‥ コトはこういうことだ。自分は初回は都合が合わなかったのでパスし、合間のトークショーと二回目の上映を観るつもりでいた。チラ