奈良県宇陀市の室生ダムで、母親と散歩をしていた1歳の女の子が高さ9メートルの吊り橋から転落し、死亡しました。 3日午後5時頃、宇陀市の室生ダムで釣り人から「子どもがダムに落ちた」と通報がありました。 警察などが駆け付けたところ、桜井市に住む1歳の舛本蘭香ちゃんがダムにかかる高さ9メートルの吊り橋から転落していて、病院に運ばれましたが4日、死亡が確認されました。 警察によりますと、蘭香ちゃんは母親と一緒に散歩をしていたということで、母親は「少し目を離したら、バシャンという音がしたので振り向いたら、いなかった」と話しているということです。 吊り橋の手すりには地面から24センチ隙間があり、警察は、蘭香ちゃんがこの隙間から誤って転落した可能性が高いとみて当時の状況などを調べています。