(ブログ再更新しました 2010.8.18. 8:25) 日本社会の20年に渡る停滞を嘆く人がたくさんいます。私もその一人ですが、バブル崩壊後の日本には知らない間に江戸時代もびっくりの”身分制度”ができてしまい、その固定化が停滞の原因になっているのではないかと思うのです。 その身分制度は3つの固定された格差から生まれています。 1つは大企業正社員と正社員以外の格差です。 大企業で正社員になっている人は、終身雇用され、よっぽどのことが無い限り解雇されることもありません。極端な例かもしれませんが、出版業界の方のお話によると、大手出版社の社員の年収は1000万円以上。ところが同じ仕事をしている契約社員は年収300万円だそうです。やっている仕事は契約社員の方がハードだったりします。それが、固定されたまま、変わることは無いのです。 2つ目が老人と若者の格差です。 年金制度を見ていると、若者から老