春。 明るいイメージで語られることが多い季節だが、一部のひとにとっては、将来への不安が頭をもたげる憂うつな季節だ。その両方の顔を持つ最たる例が、「就職活動」。繰り返し現れるYouTubeのCMも、こころなしか就活生向けの内容が増えた。 しかし、そんな状況でも揺らがずに「自分の人生」をたくましく生きる人もいる。私がこれまでインタビューしてきた人たちの多くも、「就職活動をしていない」ことが共通項。 彼らは大学生のあいだ本気で「自分」と向き合い、できること、やりたいことを見つけていった人たちだった。 選択肢が多様化する現代、生き方の“模範解答”なんてない。筆者はそう思いながら、新しい生き方を開拓する若者にインタビューを続けてきた。 ・金井直樹さん 2度の退学・2度の留年…27歳の学部生が見つけた「僕ができること」 ・小村政文さん 元転勤族のモヒカンブロガー・勝手につくば大使が見つけた「地元の風景
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