19歳の私は人生をとにかく悲観し毎日絶望していました。 曇天の空のような顔色、唇の色は多分誰かに取られてて、空気中の悪い水分全部私に入ってきてるんじゃないかっていうくらいむくんでいました。 ちょっとした失敗や逃げや諦めが重なり、人生終わりだと全てを諦めていました。 もともと、やる気と根性たっぷりで負けず嫌いな私は、長崎県五島市で生まれ育ち、目立つことが大好き。うざくて鼻息荒い系女子でした。 小学校くらいまでは、東大に行って首相になると本気で思っていました。それか宇宙飛行士。 憧れを胸に、高校は田舎から福岡の都会の方の学校にちょ〜〜〜張り切って飛びだしました。 卒業式では、みんなそれぞれ先生や友達、親に感謝とか言ってるなか、 「華のJK生活送ってきます♪⭐︎」 と大声で一言だけ放ち中学生卒業しました。 そして、浮かれまくっていた私は必要もなく都会の制服を着て田舎の街を駆け回っていました。 そ