「休憩所」「コミュニケーションノートスペース」など呼ばれ方は様々だと思います。 ゲームセンターの中にあって「ゲームをすることが目的ではない」エリアです。 たいてい自販機が傍にあり、ゲーム雑誌やコミュニケーションノートなども設置されていました。 それをわざわざ自宅のゲーセン物置に再現する意味があるのか。 当時、数多くの貴重な出会いに恵まれたゲーセン内のこの場所は、私にとっては単なる休憩所の域を超えた思い出深い存在であり、たとえ筐体の数を減らしてでも、どうしても確保したいスペースでした。 実際のゲーセン経営においては、収益を上げるために一台でも稼働筐体を増やしたい所をこのような非稼働エリアを確保するか否かは非常に悩ましい問題だったのではないかと思います。 80年代のゲーセンではあまり見かけませんでしたが、90年代から通い始めた2件のゲームセンターには両方ともこのようなスペースが存在していました