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ブックマーク / www.jaog.or.jp (1)

  • 飲酒、喫煙と先天異常

    【はじめに】  近年、生活習慣の欧米化に伴い、飲酒や喫煙習慣をもつ女性が増加している。特に若い女性に増えており、妊娠中の飲酒や喫煙により胎児がアルコールやタバコに被爆される機会が増えている。アルコールやタバコが胎児に悪い影響を及ぼすことは明らかであり、治療法はないが、禁酒や禁煙により予防可能である。アルコールとタバコの胎児被爆の影響について解説し、妊娠中の禁酒、禁煙の重要性を強調したい   【アルコール】 1.胎児への影響  妊娠中のアルコール被爆により、流産、死産、先天異常が生じる。アルコールが催奇形性を有することは明らかであり、先天異常としては以下の症状がある。   1. 子宮内胎児発育遅延ならびに成長障害    2. 精神遅滞や多動症などの中枢神経障害   3. 特異顔貌、小頭症など頭蓋顔面奇形    4. 心奇形、関節異常などの種々の奇形  これらの症状を有する典型的なものは「胎児

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