確認されている斑紋異常のタイプは、外側に斑紋が流れるタイプ(写真1,2)、 内側に流れるタイプ、そして消失するタイプ(写真3)の3つに大別できる。 またこのような斑紋異常個体には、脚や触角、翅形などの形状に奇型を伴うことが比較的多いように思われる。 写真4の個体は確認される異常型として、いわゆる「そこそこ」な個体である。 写真1,2の個体ほど異常が著しいものは少ないが、写真4程度の個体であれば全体の5%以上。 一般に異常型は数千分の1程度の出現頻度だと言われている事を考えると、ここでの出現率は、異常型と呼ぶにはあまりに高い。