大雪など災害の可能性がある場合などに気象庁から発表される気象情報。近畿地方の予報区は近畿北部、中部、南部に分けられるが、自分が住んでいる場所がどの予報区に属しているか分からず、1月の最強寒波の際に間違えていた人も少なくないようだ。調べてみると、近畿地方には全国で唯一の特徴を持つ地域があることもわかった。その複雑さからか、大阪管区気象台には時々「うちはどこ(の予報区)に入りますか」という問い合わせがあるという。 気象庁が発表する気象情報には、全国向け、各都道府県向けのほかに、全国を11に分けたブロック向けがある。 ブロックの一つが「近畿地方」で、三重県を除く2府4県と定義されている。その中の予報区「近畿北部」「近畿中部」「近畿南部」は気候の特性で分けられているのだが、南北を3分の1ずつに区切るような緯度の高低だと勘違いしている人が少なくないようだ。 予報区に関する問い合わせは年に数件と多くは