怪獣「ゴジラ」とゆかりの深い伊豆大島(東京都大島町)で、町民に十分な説明がないまま、町が総事業費約1億7千万円の巨大「シン・ゴジラ」像の設置計画を進めていることが16日、関係者への取材で分かった。町は年度内の完成を目指しており、近く版権を所有する東宝側と契約を締結する。ただ、町民からは反発の声も上がっており、設置反対の署名が既に2千人近く集まっている。 関係者によると、シン・ゴジラ像は高さ約10メートル、重さ約24トン。伊豆大島火山博物館の敷地内に設置され、土台を含む高さは約12メートルに達し、フェリーが発着する元町港からも望める。 町の資料によると、ゴジラ像の足元からは煙に見立てたミスト(霧)が噴出。夜間はライトアップされ、背中からは「放射能状態の光線」に見立てたレーザー光線が放たれる演出も行われる。 町は、こうした照明や音響設備費などを追加計上。事業費は当初計画より約1億円が増額され、
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