大阪空港にある全日空の保安検査場で、今月17日、カッターナイフが手荷物に入っていたのに見落とすミスがあり、検査場が一時閉鎖されていたことが分かりました。大阪空港では先月にも同様のミスが起き、国が再発防止策の検討を指示したばかりでした。 保安検査場を通過した利用客から「誤ってかばんにカッターナイフを入れていた」と申告があり、発覚したということです。 全日空は、この利用客の保安検査をやり直す対応を取るため、一時、保安検査場を閉鎖し、この影響で、大阪空港を発着する全日空機8便に最大でおよそ30分の遅れが出たということです。 大阪空港では先月26日にも、全日空の保安検査場で刃物のようなものを手荷物に入れた利用者を、誤って通してしまうミスがあり、国が再発防止策の検討を指示したばかりでした。 全日空は「検査の確実な実施や持ち込みできない物の周知の強化など再発防止策を徹底し、航空保安対策に万全を期すよう