今回から「iPodに最適なMP3を作る」と題し、4、5回の予定でシリーズ展開したいと思う。その背景にあるのは、普通にCDからリッピングし、エンコードしたものをiPodに転送しただけでは、最高のパフォーマンスを得ることができないという問題があるからだ。 何をどうすれば、iPodでMP3をいい音で聞けるようになるのか、いろいろと試行錯誤をしながら、ベストな方法を模索していきたい。 ■ iTunesのMP3は音が悪い? 最近よく聞く噂として「iTunesを使ってMP3にエンコードした音は悪い。どうやらアップルはAACを使わせたいため、わざとMP3の音質を落としているのではないか」というものがある。 鵜呑みにはできない話だが、以前このDigital Audio Laboratoryでの実験でも、同じビットレートならAACのほうが高音質という結果が出ていた。AACと比較してそう感じているだけ、という
国産のMP3フリーウェアとして最も有名な「午後のこ~だ」のバイナリ配布が再開された。バイナリ配布が特許問題に抵触しないという判断からの再開であるが、今後MP3関連のフリーウェアはどうなっていくのだろうか? また、今回のバイナリ再配布にともない、機能もいろいろと強化されているので、実際に試すとともに、改めて音質も検証した。 前回、米Dolby LaboratoriesがMPEG-4 AACに関連する特許を一括してライセンスすることについてレポートしたが、その1週間後、あの「午後のこ~だ」がバイナリ配布を再開したというニュースが入った。 ご存知の方も多いと思うが、フリーウェアのMP3エンコーダ「午後のこ~だ」は2000年11月15日よりバイナリ配布を停止していた(一時再開したこともあったが)。その理由はMP3エンコーダの配布がドイツのFraunhofer IIS-Aと、フランスのThomson
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