遠くて近い夢 : 闘いの跡W杯準決勝・スウェーデン戦は、大きな勇気と希望をもらう勝利だった。 なでしこの決勝進出もさることながら、 マイ・フェイバリット・プレーヤーである川澄奈穂美の、 初先発での2ゴールの大活躍によって。 何度か書いたように、 自分の女子サッカーへの「食わず嫌い」を治してくれたのは、 03年の女子W杯プレーオフ・メキシコ戦。 あの時の代表選手達、特に大谷や小林弥生の頑張りにより、 女子サッカーへの根拠のない偏見は消え去った。 それ以降、ちょくちょく女子サッカーの会場へは足を運ぶようになったけど、 今のように、深くのめり込む一つのきっかけとなったのが、 大学時代の川澄のプレーを見た事と言っても過言でない。 直前に見た高校選手権の決勝戦の会場で、 07年のインカレ決勝戦の入場券と見所を書いたチラシを受け取ったことから、 たまたま見に行ったインカレの準決勝と決勝戦。 そこで、一際輝くプレーを見せていたの
